ANDART アート購入のコンシェルジュサービス一般提供 過去にバンクシー作品も

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アートの小口投資プラットフォームを運営するANDART(アンドアート、東京都港区)は14日、顧客の予算や要望に応じてアート作品を提供するコンシェルジュサービスの一般提供を始めると発表した。
2019年の開始以降は紹介制だったが、「より一層のアートとの接点創出を促し、新しい経済圏の創造を後押しする」(同社)という。これまでの累計取引件数は約100件で、取引額は11億円以上。バンクシー作品も取り扱ってきた。
2万5000人が利用する小口投資プラットフォームと異なり、コンシェルジュサービスは実物のアート作品の売買が対象となる。平均予算は1000万円からとしている。
世界での富裕層増加を背景に、分散投資先としてアートが選ばれる例が増えている。アンドアートは国内外のギャラリーなどとネットワークを築いており、顧客の要望に合わせて多様な作品を紹介していく。