心不全検知AIの「SIMPLEX QUANTUM」が5.5億円を調達 伊藤忠などが出資

SIMPLEX QUANTUM
心不全検知AIを開発するSIMPLEX QUANTUM (シンプレクスクオンタム、東京都渋谷区)は5日、伊藤忠商事などから5.5億円を調達したと発表した。調達資金はAIのサービス化や、医療機器の承認取得に関連する費用に充てる。
2014年設立のシンプレクスは、医療・ヘルスケア領域で生体情報を活用したAIを開発する。東京大学医学部附属病院との共同研究により約60万件のデータを分類し、心電図から心不全を検知するAIを開発した。