小売りDXのフェズ 電通と住友商事が出資 18億円調達

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小売業のDXを支援するフェズ(東京都千代田区)は10日、電通グループと住友商事を引受先とする第三者割当増資で18億円を調達したと発表した。電通の傘下企業、住友商事と業務提携して事業面でも連携する。
2015年創業のフェズはドラッグストア大手などと連携し、合計で約1億人分のID-POSデータを分析・管理できる小売業向けのプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」を提供する。導入企業は広告の配信や効果検証、商品の仕入れや店内配置の最適化をデータに基づいて実施できるという。