亀田製菓 コスト上昇も2Q増収増益 新商品など見送り主力を安定供給

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米菓大手の亀田製菓が2日発表した2022年4〜9月期(2Q累計)の決算は、売上高が前年比16%増の460億円、純利益が8%増の18億6500万円だった。一部商品の販売が原材料高による値上げで前年割れしたものの、主要ブランドの大半は堅調な需要に支えられて増収を確保した。
「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「ぽたぽた焼」など看板商品の販売が好調だった。新商品やキャンペーンの一部を先送りし、人気が底堅い商品の安定供給を優先させた効果が出た。百貨店や土産物店への出荷も復調し、国内米菓事業の売上高は10%増の327億円となった。