メルカリが31日発表した2022年7〜9月期（1Q）の決算は、売上高が前年比19％増の400億円、純損益が4億1200万円の黒字（前年は1億1900万円の赤字）だった。フリマのGMV（流通総額）とユーザー数が計画通りに進捗し、フィンテック領域も増収。クレジットカード事業への参入も表明した。

国内フリマのGMVは8％増の2204億円、MAU（月間アクティブユーザー）は5％増の2075万人だった。MAUは4〜6月期に前四半期比で初めて減少に転じたが、復調して過去最高を更新。アプリの機能改善や出品者へのサポート向上が寄与した。