東映アニメーションが27日発表した2022年4〜9月期(2Q累計)の決算は、売上高が43%増の424億円、純利益が42%増の115億円と上半期の過去最高を大幅に更新した。映画「ONE PIECE FILM RED」が大ヒットし、関連グッズの商品化権の販売も好調だった。
事業別では映画製作・販売事業の収益が68%増の198億円と成長をけん引。なかでも「劇場アニメ」部門が27倍の31億6400万円と急増した。国内興行収入が173億円超の「ONE PIECE FILM RED」、「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」などの海外上映権販売を含む「海外映像」部門も63%増の126億円となった。