J&Jの3Qは2%増収、がん治療薬好調もドル高がブレーキ 通期売上を下方修正

Strainer
米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が18日発表した2022年7~9月期(3Q)決算は、売上高が前年比2%増の237億9100万ドル。製品販売は伸びたものの、急速に進んだドル高がに6.2%の減収要因となり、全体で微増収にとどまった。
為替の影響などを除く調整後売上高は、医薬品部門が9%増だった。多発性骨髄腫の治療薬「ダラツムマブ」が牽引した。OTC(一般用医薬品)などの「コンシューマーヘルス」(5%増)、医療器具やコンタクトレンズなどの「メディカル・テクノロジー」(8%増)を含め主力3事業がいずれも伸長した。