2022年10月07日 16:00
新規事業を相次ぎ投入、プラザクリエイト新社長が狙う「カメレオン企業」への進化
Strainer

写真印刷店「パレットプラザ」などを運営するプラザクリエイト本社が、サービスの多角化を進めている。これまでに、木製パズルを使ったDIYキット「つくるんです」やオンライン会議向け個室の「One-Bo」、グランピング施設「アルプスBASE」などの新規事業を矢継ぎ早に打ち出してきた。

同社は祖業の写真関連事業に加え、ソフトバンクなどのキャリアショップを主に展開する。ただニーズの変化やコロナ禍、携帯利用サイクルの長期化などの影響を受けいずれの事業も苦戦が続いている。

こうした状況を打開するために注力するのが、新サービスを生み出す「ソウゾウ事業」だ。 旗振り役となっているのは、7月に社長に就任した新谷隼人氏。2019年に創業者である大島康広・前社長に招聘され、新規事業の創出をリードしてきた。

同社は今後を「第二の創業期」と位置づける。次なる収益の柱の創出と環境の変化への耐性をつけるため、年3〜4つの新規サービスを開発していく方針だ。新谷社長は「その時代に合わせて成長できる『カメレオン』のように臨機応変な会社を目指す」と意気込む。

事業開発の方向性や今後の展望を新谷社長に聞いた。